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Fender Custom Shopはフェンダー社が仕入れた木材の中から厳選されたマテリアルを用い、昔ながらのハンドクラフトと高い製作技術でフェンダー・ブランドにおける最上級のギターを制作するために1987年に設立されたセクション。

長い歴史を誇るフェンダー社の伝統と技術を受け継いでいるセクションであり、マスタービルダーシリーズのような世界に1本しか存在しないモデルを始めとし、限られたスタッフにより組み上げられたカスタムショップならではのラインナップはまさに最上級。

製作に使用される道具の数々は当時から使用されていた物を使用。

フェンダーギターのノウハウを熟知したスタッフ達の拘りによって生み出される楽器は、弾き手を満足させる極上のクオリティとサウンドを誇り、生涯付きあうことのできる頼もしい相棒となることでしょう。

■Master Builder : John Cruz ※オフィシャルサイトより 1987年にフェンダーに入社したジョン・クルーズ、1993年にCustom Shopにジョインし、2003年にMaster Builderとなりました。

彼自身ギタリストであり、優れたギターはどうあるべきか、彼の中には確固たるイメージがありました。

ジョンのカスタムギターに対する情熱は、スティーヴィー・レイ・ヴォーンの「Number One」レプリカをはじめ、ジェフ・ベックのEsquire Relic、イングヴェイ・マルムスティーンの「Duck」ストラトキャスター、ジョン・メイヤーのLimited Edition Black 1 Stratocaster、ゲイリー・ムーアの1961年製フィエスタレッド・ストラトキャスターなど、Custom Shopを代表する様々な作品に惜しみなく投入されています。

ボディは厳選されたアルダー2ピースを採用。

ネックは木目の詰まりが良いリフカット(追柾目)・メイプルを使用し、ネックシェイプは60年代前期の薄めのCシェイプに仕上げられております。

指板材は見ての通り全体的に濃く、木目のばらつきがない美しいローズウッド材を使用されております。

指板ラディアスとフレットはビンテージスタイルでしたが、演奏面を優先して指板ラディアスは9.5R、フレットには人気のJescar製の#6105サイズに変更。

それに伴いナットもオイルナットに交換されております。

変更後、間もないのでフレットの減り等はございません。

勿論、トラスロッドも余裕がございます。

ボディ鳴りはJohn氏らしいワイルドに響く素晴らしい鳴りを生み出しており、立ち上がりのクリーンなサウンドから空気感のある広がりは見事。

ピックアップへはグレイボビンのシングルコイルを3基搭載。

各ポジション共にミッドレンジが豊かで、ハリがあり太いサウンド。

ディストーションなどにも相性がよく、粘りがありサスティーンに優れたサウンド。

Fenderにして癖が少なく、アンプ＆エフェクターとの相性が良い柔軟なモデルに感じます。

レバースイッチは5wayが採用されているので、倍音豊かで艶やかなハーフトーンも出力可能。

トーンコントロールは、ネックトーンとミドル＆ブリッジトーン配線。

ボディカラーは「Candy Apple Red」にマッチングヘッド仕上げ。

レリック加工と言えばJohn Cruz！！っといったようにすばらしい仕上がり。

ボディは打痕や塗装の剥がれに加え、ラッカーが経年変化したようなザラッとした質感も出ております。

更にはGoldフィニッシュを下地に使用したCandy Apple Redならではの、ダメージの境目から露出したゴールド箇所に緑色錆びまで表現されております。

マッチングヘッド・フィニッシュされたネックのフィニッシュは、ヘッド周辺に打痕やウェザーチェックが入り、ネックグリップは使用されたことで艶が出てきています。

グリップのダメージはサイドと所々の打痕程度です。

現在、オーダー自体が限られているジョン・クルーズによる貴重な一本。

フェンダー・カスタムショップの厳選されたマテリアル、マスタービルダーにより紡ぎ出される、納得のサウンドを体感下さい！！ 演奏面でのカスタマイズが施された即戦力仕様となっております。

リフレット、指板R変更、ナット交換されておりますので、ネックの反りは勿論トラスロッドも問題のない状態の一本でございます。

■専用ハードケース、認定書他付属