明治廿五年九月のほととぎす 子規見参 [ 遠藤利国 ]

   

子規見参 遠藤利国 未知谷メイジ ニジュウゴネン クガツ ノ ホトトギス エンドウ,トシクニ 発行年月:2010年04月 ページ数:419p サイズ:単行本 ISBN:9784896422979 遠藤利國(エンドウトシクニ) 1950年生まれ。

早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。

翻訳家、國學院大學講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 子規の旅立ち(俳句の道へ/後援者 ほか)/第2章 ラフカディオ・ハーンの見た日本(明治二十五年のハーン/松江へ ほか)/第3章 子規見参(京都行/母と妹 ほか)/第4章 奥羽紀行「はて知らずの記」(旅立ち、宇都宮、白河、須賀原/浅香沼、黒塚、満福寺 ほか) 江戸国学文化と西洋近代思想の出会いー明治という模索の時代を先導した、早世の才人。

開国後、西洋文化のなだれ込むこの国で合理的に思索、活動邁進する25歳の子規が一年間に渡り自らに課し、記し続けた、一日一句の俳話『獺祭書屋日記』を軸に、子規とその周辺の人々、そして新生日本というこの国を浮き彫りにする、溌刺たる評論。

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